週次の財務確認
口座を開くところから、自分の状況を把握するところまで。
このルーティンについて
財務的な不安のほとんどは、数字そのものから来ていない。数字を知らないことから来ている。本当に期日超過かどうかわからないから督促していない請求書。知りたくないから計算していない税額。忘れていた引き落としで残高が思ったより少ない口座。
目を背けても改善しない。悪化して、複雑になって、やがて緊急事態になる——週次の確認があれば完全に防げたはずの緊急事態に。
週次の財務確認は、お金の管理が得意かどうかとは関係ない。お金の現状に追いついていることの問題だ。今どこにいるか、何が入ってきて、何が出ていって、何に対応が必要かを知ること。完璧な詳細ではなく——驚かされない程度に。
週に1時間。慣れれば、もっと短くなる。その代わりに、「何か財務的にまずいことが静かに進んでいる気がするけど何かわからない」という日曜夜の感覚とは永遠に無縁になる。
週次の財務確認
- 口座残高を確認する 現在の残高をメモする。想定していた金額と一致しているか確認。
- 身に覚えのない取引を確認する 気になるものはすぐに記録する。
- 先週から動いた取引を確認する 入金と出金。予定していたものがすべて処理されているか確認。
- 未払い請求書を確認する 送付済み、期日超過、未送付のものを整理する。期日超過があれば、次に進む前に連絡する。
- 未回収の合計金額を確認する 未払いの請求書をすべて合計する。まだ入金されていなくても、財務状況の一部。
- 今週支払い予定のものを確認する サブスクリプション、家賃、ソフトウェア、外注費。来る前に把握しておく。
- 帳簿を照合する 会計ソフトで取引を請求書・経費と照合する。ソフトを使っていない場合は、記録と口座明細が一致しているか確認。
- 税金の状況を確認する 今月の収入に対して、十分な金額を積み立てているか。必要であれば調整する。
- 来週までに対応が必要なことをメモする 一か所に、書いて残す。督促が必要な請求書、近づいている支払い、必要な連絡。
- 現状を一文で書く 「問題なし、請求書2件が期日超過」「今週は余裕なし、木曜に大口入金予定」など。
自分流にアレンジ
この確認は、毎週例外なく行うことで初めて機能する。金曜の午後か月曜の朝——どちらかを決めて、それを守る。価値は一回の実施にあるのではなく、自分の状況から常に7日以内にいることにある。
ステップ4は多くの人が後回しにする部分だ。請求書の督促は別タスクに感じられる——あとでやること、として。そうではない。月曜に気づいた期日超過の請求書は月曜に連絡する。金曜の確認で気づいたものは来週になる——もし連絡すれば、の話だが。
事業用口座と個人口座の両方を持っている場合、どちらにもこのルーティンを実施する。両者は思っている以上に影響し合っている。
ステップ10は気づきにくい形で積み重なる。1年分の週次一文サマリーは思った以上に有用なドキュメントになる——キャッシュフローのパターンが見え、厳しかった時期が記録に残り、振り返って書くものより正直な財務年度の記録ができる。